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お家の症状(外壁編)

2020.5.27

 

皆さんこんにちは!本日は前回のお家の症状シーリング編に引き続き、外壁編をお話ししていきたいと思います!

 

ではでは、本題に入っていきましょう(^▽^)/

お家のお塗り替えの際に一番面積が大きく、症状があちらこちらに出てくるのが外壁ですが、特に症状としてよく見られる2つの症状を写真と共にお話ししていきますね。

まずはこちらの「チョーキング現象」です。別名「白亜化現象」とも言われていますが、こちらの症状は、お塗り替えから5~10年経過しているお家にはよく見られる症状です。外壁材を指で少し強く擦ると、チョークの粉のようなものが付着するのが特徴ですが、原因としては経年による塗膜の劣化や、長年紫外線が当たり、塗料の保護機能が低下しているなど、基本的には経年によるものが原因とされています。以前お塗り替えをしたことがあるお家の中で塗り替えてからすぐにチョーキング現象が出たという方はもしかしたら悪質業者によって施工不良が原因とされる場合もあります。(施工不良の例として、塗料が十分に混ざっていない・下地調整の手抜き・環境に合った塗料を使用していないなどが挙げられます。)

もし、使用した塗料の耐久年数よりも大幅に劣化スピードが早い場合は施工不良の疑いもありますので、優良な塗装業者に見てもらうことが大事です。

 

続いて、こちらは「外壁材のひび割れ(クラック)」です。こちらはチョーキング現象よりも注意が必要な症状です。原因としては経年によるものがほとんどですが、外壁は長年紫外線や大気中の汚染物質を浴びていますので、徐々に劣化してしまいます。このひび割れは、幅によって名前が変わりますが、基本は髪の毛の細さ程度のひび割れのヘアークラックと呼ばれるものが多いです。

このひび割れを長年放置してしまうと、ひび割れの部分に雨水が入り込み、建築資材を腐敗させてしまったり、雨漏りの原因にも繋がっていきます。また、湿気はシロアリが好む生育環境になるため、いつの間にかクラックの間にシロアリの繁殖地になる可能性もあります。

ひび割れが全体的に発生しているお家と、一部に発生しているお家で様々ではありますが、写真のようなひび割れの症状が出ている場合は早急にメンテナンスをすることが重要です!

 

今回は、外壁の症状例を2点お話ししましたが、いかがでしたでしょうか?お塗り替えの際は全ての症状を直してから素敵なお塗り替えをしてくださいね✿

 

本日もご覧いただきありがとうございました!