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お家の症状(屋根編)

2020.5.29

 

皆さんこんにちは!本日はお家の症状、屋根編です!

屋根はどうしてもご自身で上って確認することができないため、どれくらい劣化しているのか確認することが難しい場所ですよね。そこで、本日は実際に現場調査で撮影したお客様のお家の屋根の症状写真と共に症状の原因や対策をお伝えしていこうと思います✿

 

まずは、コケの発生です。こちらは経年により、汚染が蓄積され、屋根材にコケが発生している状態です。長年蓄積されている汚れなので、業者側で高圧洗浄をしてもらうとこの汚れは綺麗に取り除くことができます。機能的な部分で言うと、そこまで被害を及ぼすことはありませんが、美観性の面では、美しさが失われ、古く見えてしまう点が挙げられます。

 

続いて、こちらは屋根材のひび割れ(クラック)です。築年数が経てば経つほどこの症状が見られますが、原因はコケの発生と同様で、経年によるものの他、台風や暴風、落雪や雹(ひょう)、凍害(水分の凍結によって起きる劣化現象)などが挙げられます。

屋根材も本来であれば強い風や雨などが当たっても、ひび割れに繋がることはありませんが、年数が経過することで脆くなってしまいます。そして、お客様のお家でも特に多く使われている屋根材の中でスレート屋根と呼ばれるものは特に屋根材1枚1枚が薄く、他の屋根材に比べると劣化しやすくなっていますので、スレート屋根のお家の方は定期的に専門業者によるメンテナンスが大切です。

 

 

そしてこちらの写真は、完全に屋根材の一部が取れてしまっている状態です。この状態だと、屋根材の隙間から雨が侵入し、いつの間にか室内の天井部分にシミができていた…なんてこともあり得ます。ただ、早い段階でこの症状を発見できれば早急に修理をし、上から綺麗な塗料を被せることで雨漏りを防止することができます。ただ、一つ問題点として挙げられるのは、お客様は屋根の状態を常に確認できませんし、雨漏りが発生してしまったから業者に確認してもらった、すると屋根材に問題があったなんてことが多いです。ですので、対策としては屋根材の耐久性を予めご自身で把握し、どれくらい年数が経っているのかを理解しておくことが大事です。お家は長年放置していても大丈夫なんてことはありませんので、定期的にどの部分であってもメンテナンスは欠かさず行いましょう。

 

それぞれの屋根にまつわる代表的な症状を挙げましたが、いかがでしたでしょうか。

特に屋根部分は、悪徳業者にはもってこいの部分になります。いきなり訪問して、「お家の屋根が破損していますよ」なんて口頭で言われたら必ずお断りしてください。特にこれからの季節は梅雨の時期もあり、悪質業者もあの手この手を使ってきます。皆さんのお家を守るためにはご自身で優良な業者選び・信頼できる業者を見極めることも大切ですので、ぜひこのブログを参考にしていつまでも綺麗な屋根を維持し続けて頂ければと思います(^▽^)/

 

本日もご覧いただきありがとうございました!