施工レポート☆(4/30)
2020.4.30
皆さんこんにちは!
本日は現在施工中のA様邸の外壁補修の施工画像と共に補修の流れをお話ししていきたいと思います☆
ではまず、ひび割れについてのご説明からしていきますね。
皆さんのお家にも、もしかしたら現時点で外壁の一部に線のような亀裂が入っているかもしれませんが、その線のようなものがクラック(ひび割れ)と言われています。クラックにも種類がいくつかあり、地震の揺れや住宅の構造上の問題などでクラックが起きることを構造クラックと言います。2つ目は乾燥クラックというもので、クラックの幅が細いのが特徴です。原因としては、塗料が完全に乾燥する前に表面を塗装した場合、素地が先に乾燥し、収縮してしまうのが原因です。3つ目は、縁切れクラックというものです。これは、増築などを行って既存の外壁に新しい塗料を塗り継いだ場所に発生するのが特徴とされており、通常、塗り替えの際にモルタルなどの外壁材は施工する際に一面を一度で仕上げますが、作業を途中で中断してしまったり、やり直しをすることにより縁切れクラックが発生するものです。
今回A様邸のクラックは数か所ありましたが、経年によって地震などの揺れによって発生してしまったものと考えられます。ではこのクラックですが、補修の流れはどんな風に行っていくのか?お話ししていきますね。
このクラック補修は足場を組み立てて、高圧洗浄を行った後に下地調整という塗装をする前の下準備のような作業の中に含まれます。クラックが再発しないように、しっかりとひび割れの深さと同じ深さまでシーリング材を入れ込み、表面に凹凸ができないよう、ヘラなどで表面を滑らかにして、乾燥させます。そうすることで、上から塗料を重ねた時に凸凹がなく、表面が非常に滑らかになるため、補修一つでも気を抜いてはいけない作業になります。
では、今回A様邸の補修後の写真をお見せしたいと思います。
この白い線の部分が実際にクラックが発生し、補修を行った部分です。
ここから下塗り、中塗り、上塗りと塗装を行い、完成になります。
現在、A様邸は下地調整が終わり、屋根塗装に入っていきます。
また、現在施工中のお客様にはコロナの影響により材料が届くのに時間がかかるなど、大変ご迷惑をおかけしておりますが、何卒完成までの間、宜しくお願い致します(´;ω;`)!
それでは本日もご覧いただきありがとうございました!